2016年05月17日

喪中で参拝を控える期間を教えてください

カテゴリ「参拝のコツやヒントQ&A」では、神社参拝についてよくいただくご質問とその回答を掲載しています。


【ご質問】

喪中で参拝を控える期間を教えてください。

(喪中は1年間、参拝を控えるといいですか?)


【回答】

基本的に、「四十九日」を基準に考える、こととなります。

両親の場合は50日間、それ以外の続き柄ではより短くなります。(この記事の下方に例を挙げています。)

(亡くなってから四十九日間を特別な期間とする文化は日本に限らず世界の各地にあり、スピリチュアルに観て意味があることです。)

 
「一年」という考えを見かけることも少なくないのですが、そこまで長く控える必要はありません。


が、「四十九日」と「一年」、ずいぶん差がありますよね。
あまりの差に、本当に四十九日でいいの〜?、と心配になる方もいらっしゃるかもしれません^^;
この差、なぜなんでしょうか?

これには「忌中(ちきゅう)」と「喪中(もちゅう)」の違いが影響していると思われます。

葬儀の後で遺族が裳に服す期間が「服喪期間」ですが、日本の古くからの文化では、この服喪期間に「忌中」と「喪中」があるのです。

えー?そんなの聞いたことない〜!?と思われる方もこれまたいらっしゃると思うのですが^^、古い法律でも定められてきて、習慣や文化として今にも引き継がれているのです。

古い法律には奈良時代の「養老律令」や江戸時代の「服忌令」などがあり、今に近いところでは明治時代の「太政官布告」の中で父母の死に際しては忌中は50日・服喪は13ヵ月などが定められています。

現代では、期間については、忌中のほうが短く四十九日を基準で考え(例えば50日は49日+1日です)、喪中は一周忌までとすることが一般的です。

内容に関しては、
忌中のほうがより厳密なルールで、神社参拝を控えることもこの忌中のルールに含まれています。
喪中については、故人の死を偲び冥福を祈る期間で忌中よりはゆるやかながらルールがあり、具体的な内容には地域差などもあるところです。

「神社参拝を一年控えるべし」という誤解は、おそらく忌中と喪中がゴッチャになって受け止められていることによるのだろうと思います^^;

(というわけで、実は、今回のご質問自体も、より正確に表現するならば「忌中で参拝を控える期間を・・・」となるのですが、そこは現代のより一般的な表現にあわせてみています^^ 言葉も時の流れにともない変わっていく面もありますし、通じることが大切だったりもしますので^^)

 
ご参考に、ある県の神社庁での案内から抜粋した日数を下にご紹介してみます。

 
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ご家族・ご親族が亡くなられた場合、続き柄により、

・父、母 50日
・夫、妻50日
・祖父母30日
・母方〃20日
・伯叔父母20日
・母方〃10日
・兄弟姉妹20日
・従兄弟3日
・子20日
・孫 10日
・甥、姪3日

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※「50日」というのは、四十九日+一日、です。



地域や風習、考え方の差もありますし、上の日数が絶対というわけではありませんが、ご参考になれば幸いです。


 
なお、忌中に参拝を慎む理由として、神さまが「ケガレ」を嫌うから、と言われることがあります。

この場合の「ケガレ」は、「気枯れ」−つまり、生命の「気」が枯れることを指す言葉です。

人が必ず迎える死を、汚れたものや悪いこととして捉えているわけではありません。

また、神さまが人間的な気持ちで嫌うわけでもありません。

ただシンプルに、エネルギーや波動がマッチしない時期もある、といった意味合いです。



日本の神さまコミュニケーター・秋野真理子です♪
「ヒーリングルーム中今」という屋号で活動しています

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posted by 日本の神さまナビゲーター at 19:43| Comment(0) | 参拝のコツやヒント Q&A
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