2016年09月06日

宮中祭祀


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◇宮中祭祀って?

さて、今回は、
宮中祭祀について簡単に書いてみました。

神社は好きだけれど宮中祭祀のことは知らない、
といった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ご参考になるところがあれば幸いです^^


 ・ ・ ・


2016年8月8日に天皇陛下からのビデオメッセージが
発表されました。

みなさんはどんなふうに受け止められましたか?

天皇陛下は、日本国の象徴であり、
宮中祭祀を執り行われている方でもあります。

今回はこのことについて少し書いてみます。


宮中祭祀とは、
天皇が国家や国民のために祈ることを目的とした
祭祀です。
(皇室祭祀と言われることもあります。)

宮中祭祀は、
日本の各地で行なわれている神社祭祀と
イコールではありませんが、
深い関わりがあります。

両者とも日本の成り立ちに深く関係しており、
また、長い歴史のなか、どちらか一方だけで
続いてくることはできませんでした。

いろいろな経緯(いきさつ)や
レイヤー(階層)があるため、
ひとくくりに表現することは難しいのですが、
誤解を恐れずごくザックリと申し上げるなら・・・

日本全国各地の神社の
取りまとめ役が伊勢の神宮であり、

その伊勢の神宮の祭祀と宮中祭祀は
深くつながっています。

宮中祭祀は伊勢の神宮を通じて
全国各地の神社ともつながっている部分がある、
ととらえることもできます。

また、全国各地の神社でも

国家や皇室について祈願する祭事が多くある、

皇室と歴史的に関係が深い神社には
勅祭社(ちょくさいしゃ、現在16社あり)として
天皇のお使いである勅使が幣帛を供えている、

などのことがあり、
つながりや関係がうかがえます。


宮中祭祀は長い歴史の中で
形を変えながらも現代まで続いてきました。

第二次世界大戦後も、法律での
宮中祭祀についての明文の規定は失われたものの
旧皇室令に準じ皇室祭祀令に基づき執り行われています。

とはいえ、
現行の法律に明文の規定がないこともあり、
皇室祭祀の国家予算はありません。

では、どうしているのか?というと、
内廷費の一部を充当しています。

内廷費とは、皇室経済法に基づき
天皇及び内廷にある皇族の日常の費用その他
内廷諸費に充当されるため支出される費用のことです。

内廷費と聞くと天皇や皇族の
プライベートな費用とイメージしがちですが、
実際には、宮中祭祀にかかる諸費用など
一般人がイメージするプライベートとは
かなり異なる事柄についてもまかなわれています。

宮中祭祀にかかる諸費用には、
祭祀の場である宮中三殿の維持運営のためのもの、
祭祀のために務める掌典職の方々の給与、
などがあります。

戦前はこれらを国家として行ない
まかなっていたのですが、
現在は天皇の内廷費という
微妙なトコロで行なわれまかなわれています。


逆の方向から表現すると、現在は、
宮中祭祀は天皇の公務とはされていません。

法律的には「天皇が私的に執り行う儀式」
とされる場合が多いようです。

公務でないならしなくてもいい
というとらえ方もできるかもしれませんが、

今上天皇(きんじょうてんのう。現在在位している天皇のこと。)は非常に熱心に宮中祭祀をつとめていらっしゃるようです。


戦後の体制には難しいところがたくさんあります。
敗戦国として背負ったたくさんの歪みや隙間があり。

それにどう対していくことが賢明なのか?
様々な考え方や方法があると思いますが、
具体的な制度や運用の是非や解釈、
今後どうなるのか、などを超えて・・・

存在してしまった歪みや隙間のようなところを
天皇陛下の裁量で引き受けてくれているところが
あるように、個人的には感じています。


私個人は、日本に生まれ住む一人として、
また、神社に親しみや関心を抱く一人として、
天皇陛下に敬愛や親しみを感じています。

ビデオメッセージをみて思いめぐることも大きく、
今すぐにまとめることは難しいのですが、
天皇陛下が放たれた意図がどう形を成していくのか・・・

しっかりと観ていきたいと思っています。




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posted by 日本の神さまナビゲーター at 13:55| Comment(0) | 日本の神さま・神社について
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