【回答】
産土の大神さまや自宅の鎮守の大神さまには、ご期待されているような名前はありません。
と、これだけでは意味が分かりづらいと思いますので、もう少し詳しく解説してみます^^
まず、このご質問は、産土の大神さまや自宅の鎮守の大神さまからのメッセージに感激した方から、時々いただくものです。
(メッセージは、産土神社などのリサーチ結果とあわせてお伝えしています。)
仲介してお伝えしたメッセージがお心に響いたからこそのご質問でという意味では、とても嬉しく感じるところです。
と同時に、うーん、どうやってお答えすればいいかな・・・と少し悩ましく感じるところがあるご質問でもあります。
と言いますのは、ご質問される方に「神さまの名前」への既成概念や期待があるな〜と感じるからです。
既成概念や期待は、「神さまには名前がある」 「神話に出てくる神さま=日本の神さま」 「神話などの神さまの名前を知ること=神さまに親しんだり詳しくなったりすること」 「産土の大神さまは、産土神社の御祭神のなかのどなたかなのだろう」 などなどです。
ところが、実際には、
神さまには私たちが思うような名前はありませんし、
(神話に出てくる神さまの名前にしても、人の側が決めた通称の場合が多いです^^)
神話に出てくる神さま以外にも日本の神さまはたくさんいますし、
神さまの名前を知ることと神さまに親しんだり詳しくなったりすることとはそれほど直接的な関係がなかったり、
しますし、
産土の大神さまや自宅の鎮守の大神さまは、神社の御祭神でない場合がほとんどなのです。
なので、ご期待されるようなお名前はない、ということになります。
なお、神さまに私たちが思うような名前がない、といいますのは・・・
神さまの世界は、波動やエネルギーの世界だからです。
神さまはそれぞれに独自の波動やエネルギーを持っていて、その波動やエネルギーそのものでお互いを認識できますので、人が思うような名前は必要ないのです。
ある神さまの固有の波動やエネルギーをあえて一言で表現すればこんな音、といった名前を抽出できる可能性はありますが、それは、ご質問くださる方が期待するような人間界に馴染みがある名前の形にはならないことでしょう^^
私たちが自分自身の産土の大神さまとつながりたい場合は、「わが産土の大神さま」と呼びかければ大丈夫です。
自宅の鎮守の大神さまであれば、「わが自宅の鎮守の大神さま」です。
人間関係で例えると母親に「お母さん」と呼びかけるのとよく似た感じで、この呼びかけ方で充分、かつ、ベストなのです。
もともとのつながりがありますし、他の人の大神さまと混信する心配もありません。
どうぞご安心いただいて、親しみをこめて、「わが産土の大神さま」「わが自宅の鎮守の大神さま」と呼びかけていただれればと思います*^^*