2017年04月30日

ご神木。春落葉(はるおちば)。


楠木.jpg
−阿波国一宮 大麻比古神社の楠のご神木−


こんにちは^^
日本の神さまナビゲーター・秋野真理子です。

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さて、今回は、ご神木や春落葉について書いてみます♪


ご神木(ごしんぼく)。

神社の境内で会うとうれしくなりますよね^^

長い年月を生きてきた樹には叡智があり、存在感やエネルギーも素晴らしいです。


ご神木となる樹の種類に決まりはありませんが、常緑の樹であることが多いです。

常に緑であることと、常に栄えること−いやさか(弥栄)とを、かけているのだという説が有力です。

例えば、杉とか。
針葉樹で、常緑ですよね^^

あるいは、楠(くすのき)とか。
広葉樹で、常緑です。

記事冒頭の写真も楠です。
阿波国一宮大麻比古神社のご神木にご登場願っています^^


常緑樹といえば針葉樹。
そんなイメージ、強くないですか?
(私はそうでした〜^^)

でも、広葉樹の常緑樹もあるんですよね。

常緑の仕組みは、針葉樹も広葉樹も同じで、

いっせいに散って葉がなくなるのでなく、

若葉が出てから古い葉が散るので
全部の葉がなくなってしまう時期がなく、

樹全体としては常に緑、という仕組みです。


下の写真で色が薄赤茶色っぽくなっているのがこれから散る葉です。

春落葉.jpg

楠など常緑の広葉樹の落ち葉の時期は、ちょうど今ごろ、4月半ば〜5月半ばくらいでしょうか。(地域差があるかもしれれません。)

これを「春落葉」(はるおちば)と言い、季語にもなっています。

春落葉・・・ なんかシミジミ味わい深く感じます♪

季節の移り変わりに自然の脈動を感じる日本人のDNAが反応するのかもしれないですね^^


自然の話題ながら、神道と自然には深い関わりがありますので、このブログでも取り上げてみました。

自然と共にあることや自然の在り方から学ぶことは、神道のこころの大切な部分と感じます^^


あ、落ち葉に関しては・・・

神職さんたちは落ち葉掃きがお忙しいらしいです。
掃いて、振り返ったらまた落ちている、なんて話しを聞いたことがあります^^;

ありがとうございます^人^


あ、もう一つ、落ち葉の話しのシェアです。

生物学者の福岡伸一さんの著作『遺伝子はダメなあなたを愛してる』からの抜粋紹介です。


・ ・ ・


植物は動物のような血液・腎臓・排泄のしくみがありません。

そこで植物は、細胞の内部に特別な閉鎖空間を作って、有害物質や老廃物をため込んでいます。

この廃棄物プールを液胞といいます。

つまり内部の内部を外部として使っているのです。

葉っぱはエネルギーの製造工場であるとともに、ゴミ貯蔵庫でもあるのです。

でも液胞にもキャパシティーがあります。

そこで葉っぱは一定の期間ごとに捨て去らなければならないわけです。


・ ・ ・


生命の仕組みって精妙で興味深い!

そして、ゴミ貯蔵が満タンになって散ろうとする紅葉を愛でる私たちの感性も、興味深いです。

美しい色を愛でつつ、落ち葉や枯れ葉に「おつかれさまでした」と声をかけたいなと感じました♪^^


春落葉も、愛でて、声をかけて、みませんか?

ご参考になれば幸いです^^




日本の神さまナビゲーター・秋野真理子です^^
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posted by 日本の神さまナビゲーター at 21:50| Comment(0) | 神社と自然
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