2018年06月03日

「夏越の祓(なごしのはらえ)」のいま・むかし


茅の環.jpg
−八幡神社の茅の環(徳島県美波町日和佐浦)−


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さて、今回は、

夏越の祓(なごしのはらえ)

についてです。


◇夏越の祓(なごしのはらえ)のいま・むかし


神道の大きな祭事の一つである
「夏越の祓(なごしのはらえ)」。

6月の末日(30日)を中心に
全国の多くの神社で執り行われます。


※「祓い」や「大祓」については次のリンク先で詳しくご覧いただけます。まだの方は先に読んでおくとこの記事がより理解できます。


今回の記事では、祓いや大祓のなかでも特に、
「夏越の祓」の意味と時期についてみていきたいと思います。


現代では一般に、「夏越の祓」の意義として、

一年の前半半年をしめくくり
心身をリフレッシュするためと、

梅雨の時期を過ごし
暑い時期を迎えるための祈願のため、

ということがよく言われるのですが・・・

この季節の受け取り方は新暦に基づいたものです。

明治の改暦以前の昔は旧暦だったわけで、
新暦とは季節に違いが出てきます。

どのくらい違うのか?

2017年を例にとってみると、
旧暦の6月30日は新暦では8月21日にあたります。

今の8月21日・・・

「梅雨の時期を過ごし
 暑い時期を迎えるための祈願」

とはだいぶイメージが異なる季節ですよね。

もともと季節が異なっていたとすれば、
そこに込められていた意味合いも異なっていたのではないかな?と思われます。


夏越の祓は、

もともとは宮中祭祀だったものが
民間行事へと変化・広まっていった、

応仁の乱や神仏習合の影響で
途絶えていたこともある、

などの変遷を経て今にいたっていますので、


(神社の行事は、実は、この夏越の祓のように、時代とともに変化しながら続いているものが多いです。神社といえば伝統で昔からずっと同じというわけではない、という視点、けっこう大切だと感じます。)

(変わっていくことが寂しかったり悲しかったりという面もありますが、変わりながらも続いていることのありがたさもあるなと感じます。)


宮中祭祀の時点では、、
純粋に一年の節目の祭事という意味合いが大きかったのでは?
と感じます。

一年の締めくくりの年越の大祓、
一年の中間時点での夏越の祓、

それぞれ、国の平安などを意図して執り行っていたのではないでしょうか。

国の平安のためには国のツミケガレを祓うこと、
なので、祓の儀式。
(このあたりについては冒頭にリンク紹介している記事をご参照ください。)

それが、
やがて地域のツミケガレの祓いに、
やがて人々のツミカゲレの払いに、
さらに暑い夏を過ごしたことへのケアもプラス、
と変遷していったのではないかな?と感じます。


夏越の祓、お近くの神社で執り行われていれば参加してみるのもいいですね。

執り行っている神社の多くでは新暦の6月30日を基準に行っていますが、なかには今も旧暦基準で執り行っている神社もあります。(神社境内の掲示を確認したり直接問合せたりしてみましょう。)

神社での夏越の祓のパワフルさは・・・
ところによりそれぞれ、ケースバイケース、
と感じますが、

あなた自身が

「この半年のツミケガレを祓う
  =
 本来の自分の輝きをよりクリアに放つ」

ことを中心に、何をどう祓いたいのか?自分自身の意図も持って参加れば、楽しく深い機会にすることができることでしょう。


ご参考になれば幸いです^^


※この記事は、
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posted by 日本の神さまナビゲーター at 22:00| Comment(0) | 日本の神さま・神社について
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