こんにちは^^
日本の神さまコミュニケーター・秋野真理子です。
「産土神社」(うぶすなじんじゃ)という言葉にもいろいろな意味がありますが・・・
※参考記事「産土神社とは?いろいろな説がありますが…」
「産土神」(うぶすながみ)にもいろいろな意味があります。
大きく分けると2つになるでしょうか。
1つは、「人が生まれた土地の神」という意味です。
この場合の「神」とは、大自然・大地のたくさんの神さまを総称して指しています。
例えば、現在の徳島県は昔は「阿波国(あわのくに)」と呼ばれており、この阿波国全体を見渡す役割を持つ大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)の説明文のなかに次のような文言があります。
「阿波国一宮と称え阿波、淡路両国の総産土神として崇め奉る。」
これは、この神社は阿波国に生まれた人たちを生まれながらに見守る神さまの取りまとめ的な役割をしていて、そのため人々に崇敬され祀られてきた、といった意味合いになります。
(注:「阿波・淡路両国」となっているのは、淡路は元は阿波国だったからです。)
旧国全体となるとかなり範囲が広いので、「産土神」に「総」をつけて「総産土神」とされる場合が多いです。
総産土神とされるのは、基本的にはその旧国の一宮です。
旧国をさらに分割したより小さい地域ごとでも、その地域の主な神社を「○○地域の産土神」として認識していました。
現在の神社の掲示に記されていることもありますし、今とはなっては記されていなかったとしても、昔の人たちはそのように認識して地域の神社を大切にしていきました。
参考ブログ記事「産土神社とは?いろいろな説がありますが…」のなかで挙げた産土神社のいろいろ説のうち、
a) 産土神社とは、生まれた土地の氏神さまである。
の定義は、この上の「産土神」へのとらえ方に基づいています。
そして「産土神」のもう1つの意味は、「その人が生まれた大地・大自然の神であり、その人を生まれながらにマンツーマンで見守っている存在」というものです。
こちらの意味の場合、「産土神」以外に、「産土の大神さま」と呼ばれることもあります。
私がお届けしている産土神社のリサーチは、こちらの意味に基づいて提供しているものです。
地域には1つだけでなく複数の神社があることが多いです。
「○○地域の産土神」とされる神社はその地域のまとめ役としての産土神ではありますが、私たち1人ひとりを担当する神さまみんながそこにいるわけではありません。
複数の神社それぞれに、そこを拠点とする大地・大自然の神さまがたくさんいて、それぞれの役目で働いています。
神さま同士で、エネルギーの相性やこれまでの経緯など、いろいろな兼ね合いもあります。
こうした仕組みもあって、あなたが生まれた地域に複数の神社がある場合は「あなたの産土神社=あなたの産土の大神さまと一番交流しやすい神社」は住所だけで特定できませんし、また、生まれた地域の枠を越えて近隣の神社になる場合もあります。
(しかし、どんなに離れたとしても旧国の枠を出ることは、まずないです。)
基本的に生まれた住所の近くになりますが、神霊的なご縁も関係するため最寄りとは限らず、リサーチをして特定しています。
生まれた地域の産土神とされる神社や一宮に参拝することはもちろん素敵なことです。
そして、リサーチで特定した産土神社に参拝することは、さらにスペシャルでピンポイントです*^^*
日本の神さまコミュニケーター・秋野真理子です♪
「ヒーリングルーム中今」という屋号で活動しています
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