2016年12月22日

年神さま(としがみさま)

こんにちは^^
日本の神さまコミュニケーター・秋野真理子です。


「年神さま」「歳神さま」ってご存知ですか?

神道の神さまで、新年、各家にやってくる神さまのことと言われています。(こうした特定の時期になるとやってくるタイプの神さまのことを「来方神(らいほうしん)」と呼ぶこともあります。)

地方によって呼び方が異なることもあるようです。お歳徳(とんど)さん、正月さま、年爺さん、若年さん、などなど。
(「正月さま」って・・・ なんかいいですね、和みます^m^)

お正月を迎えるためのさまざまな飾りはこの年神さまを迎えるためのもので、例えば↓次のような↓具合です。

(例)
・門松 − 年神さまが依(よ)りつくためのもの。
・しめ飾り − 年神さまを迎えるための清浄な場であることを示す。
・鏡餅 − 年神さまへの供え物。

632732.jpg

現代の生活でお正月のしつらえをどの程度すればいいものか?

家庭ごと・地域ごとの差もあり一概には言えませんが、大切なのは「意図」。

「こうしなければいけない」という形へのとらわれから考えるのではなく、「新年の神さまを清々しく迎えるためにできること・したいことをする」という意図で考えたり実践したりするといいな♪と思います*^^*


でも、新年の神さまって、どういうことなんでしょうね?
天照大御神さまのように、一柱の神さまとして、存在しているのでしょうか?


このあたりについての現時点での私の認識は次のような感じです。

一般に年神さまと言われているのは・・・

古来から繰り返されてきた新年の祝いのなかで築かれてきた集合エネルギーです。

昔は、今以上に、暦(こよみ)に力がありました。

自然と生活が密接につながり、主要な産業は農耕であった時代は、暦は叡智の一部であり、暦を知るものはその集団で力を持つ者でもありました。

(みんながカレンダーを持っているわけではない、学校の理科で自然について教わったわけでもない、マスメディアからも情報があったわけでもない・・・そんな時代を想像してみてください^^)

属する集団で暦を共有し、暦はその集団の集合意識のリズムでもありました。

そうした営みのなかで「新年を迎える」ことへの様々な解釈が集団や地域ごとに成り立ってきました。
年神さまについて、穀物神であるとする・祖霊であるとなる・など、さまざまな捉え方があるのはそのためです。

そうした経緯(いきさつ)を見渡したうえで年神さまを捉えるならば、

「新年に際してリニューアルされるエネルギーの動き」
ということができるかな、と感じていますぴかぴか(新しい)


この記事を年の瀬にご覧くださっているあなたさま*^^*
どうぞよいお年をお迎えくださいぴかぴか(新しい)


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2016年11月22日

神社のお祭りが秋に盛んなのはなぜ?

こんにちは^^
日本の神さまコミュニケーター・秋野真理子です。


一年を通じて執り行われている神社の祭祀(さいし)。
なかでも秋は大きなお祭りが多い季節です。
なぜなんでしょうか?

「村祭」という童謡の歌詞のなかにその答えがあります♪

♪村の鎮守の神様の〜
♪今日はめでたい御祭日〜
♪ドンドンヒャララ ドンヒャララ〜
(中略)
♪年も豊年満作で〜
♪村は総出の大祭〜


稲穂.jpg


そう、「豊年満作」の「大祭」。
つまり、神社の秋のお祭りは、一年の収穫を祝うお祭りなのです。

特に稲作、お米の収穫にあわせて執り行われます。
この一年、地域の神さまに協力してもらいながら取り組んできた稲作や農作の収穫の歓びや神さまへの感謝を表すものです。

農作業がより生活と密着していた昔にはお祭りもより盛大でしたが、職業として農作業に携わる人が減った現代にあっても秋の実りや大自然の恵みがあってこその人の生活であることは同じ。
秋祭りの機会にあらためて意識したり感謝したりできると素敵ですよね*^^*

なお、この秋の収穫を祝うお祭りは、神嘗祭(かんなめさい)や新嘗祭(にいなめさい)として伊勢の神宮や宮中(皇室)でも執り行われています。

神嘗祭は、10月17日に宮中と伊勢の神宮で執り行われ、その年の初穂(初めての稲穂)を天照大御神(あまてらすおおみかみ)に奉納。

新嘗祭は、11月23日に宮中で執り行われ、五穀の新穀を天神地祇(てんじんちぎ・すべての神さま)に捧げ、自ら(天皇)も食し、感謝をします。(祝日・勤労感謝の日はこのお祭りがもとになっています。)

神嘗祭も新嘗祭も、ともに、宮中祭祀のなかでも大祭に位置付けられる重要なお祭りです。



※11月23日が勤労感謝の日なのはなぜ?

神道に関連する秋の収穫祭が2つあります。
「神嘗祭」(かんなめさい、伊勢と宮中にて)と「新嘗祭」(にいなめさい、宮中にて)の2つです。
うち新嘗祭が新暦採用後に11月23日となり、明治に国民の祝祭日とされ、戦後は勤労感謝の日となりました。



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2016年11月01日

神社がその場所にあるワケは?

こんにちは^^
日本の神さまコミュニケーター・秋野真理子です。


さて、神社はどうしてその場所にあるのでしょうか?

これまでに個人的に感じた限りでもいろいろな理由があるようですので、いくつか挙げてみます^^


1.エネルギー的なスポット
いわゆるレイラインなど、エネルギー的な要所にある。
例えば厳島神社はここに入るかな〜と思います。


2.地理的なスポット
山や断層など、地理的な要所にある。
例えば諏訪大社はここに入るかな〜と思います。
(付近で中央構造線とフォッサマグナが交差しています。)


3.自然上のスポット
地理的なスポットよりももう少し身近なレベルでの要所にある。
例えば水が湧いているところ、など。
山の麓では水が湧きやすいので、
山麓にぐるりと神社が点在している、といったこともあります。


4.古墳など古代の遺跡と関連するスポット
古墳や遺跡との関わりでそこにある神社も多いです。
(そもそも古墳自体どうしてその場所につくられたのか?
ということがあったりもしますが^^)


5.地域の中での最適スポット
先に「この地域に神社をつくりたい」というアイデアがあり、その地域内での最適スポットを選定して。
(上の1〜4の場合では、いわば「この場所は・・・!(なんか特別、こういうところには)神社でしょ!」的な感じで、それと順序が逆な感じです。)


いま思いついたのはこんな感じです。
(他にもあるかもしれません^^)
複数の理由が複合している場合も多いです。

どの理由だから良い・悪いはありませんが、こんな観方をしてみるのも面白いかな?と書いてみました。

そこの気が特別だから神社として設定されていることもありますし、神社として設定したときに気の良さが際立てられることともありますし、神社として祀られるうちに気の良さが洗練されていくことがありますし、成り立ちや経緯はいろいろですが、

いずれにしても、神社の祭祀が守られていくことは大切ですしパワフルなことです。

あって当たり前ではない。

守ってくれる人がいて続いている。

ありがたいことだなぁ・・・と感じます*^人^*



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posted by 日本の神さまコミュニケーター at 22:20| Comment(0) | 日本の神さま・神社について

2016年09月06日

宮中祭祀

こんにちは^^
日本の神さまコミュニケーター・秋野真理子です。

神社は好きだけれど宮中祭祀のことは知らない、といった方もいらっしゃるかなと思い、簡単に書いてみました。

よかったらご覧ください。



8月8日に天皇陛下からのビデオメッセージが発表されました。

みなさんはどんなふうに受け止められましたか?

天皇陛下は、日本国の象徴であり、そして、宮中祭祀を執り行われている方でもあります。

今回はこのことについて少し書いてみます。


宮中祭祀とは、天皇が国家や国民のために祈ることを目的とした祭祀です。(皇室祭祀と言われることもあります。)

宮中祭祀は、日本の各地で行なわれている神社祭祀とイコールではありませんが、深い関わりがあります。

両者とも日本の成り立ちに深く関係しており、また、長い歴史のなか、どちらか一方だけで続いてくることはできませんでした。

いろいろな経緯(いきさつ)やレイヤー(階層)があるため、ひとくくりに表現することは難しいのですが、誤解を恐れずごくザックリと申し上げるなら・・・

日本全国各地の神社の取りまとめ役が伊勢の神宮であり、その伊勢の神宮の祭祀と宮中祭祀は深くつながっています。

宮中祭祀は伊勢の神宮を通じて全国各地の神社ともつながっている部分がある、ととらえることもできます。

また、全国各地の神社でも国家や皇室について祈願する祭事が多くある、皇室と歴史的に関係が深い神社には勅祭社(ちょくさいしゃ、現在16社あり)として天皇のお使いである勅使が幣帛を供えている、などのことからも、つながりや関係がうかがえます。


宮中祭祀は長い歴史の中で形を変えながらも現代まで続いてきました。

第二次世界大戦後も、法律での宮中祭祀についての明文の規定は失われたものの旧皇室令に準じ皇室祭祀令に基づき執り行われています。

とはいえ、現行の法律に明文の規定がないこともあり、皇室祭祀の国家予算はありません。

では、どうしているのか?というと、内廷費の一部を充当しています。

内廷費とは、皇室経済法に基づき天皇及び内廷にある皇族の日常の費用その他内廷諸費に充当されるため支出される費用のことです。

内廷費と聞くと天皇や皇族のプライベートな費用とイメージしがちですが、実際には、宮中祭祀にかかる諸費用など一般人にとっての純粋なプライベートとはとらえづらい事柄についてもまかなわれています。

宮中祭祀にかかる諸費用には、祭祀の場である宮中三殿の維持運営のためのもの、祭祀のために務める掌典職(しょうてんしょく)の方々の給与、などがあります。

戦前はこれらを国家として行ないまかなっていたのですが、現在は天皇の内廷費という微妙なトコロで行なわれまかなわれています。


逆の方向から表現すると、現在は、宮中祭祀は天皇の公務とはされていません。
法律的には「天皇が私的に執り行う儀式」とされる場合が多いようです。

公務でないならしなくてもいいというとらえ方もできるかもしれませんが、今上天皇(きんじょうてんのう。現在在位している天皇のこと。)は
非常に熱心に宮中祭祀をつとめていらっしゃるようです。


戦後の体制には難しいところがたくさんあります。
敗戦国として背負ったたくさんの歪みや隙間がある。

それにどう対していくことが賢明なのか?
様々な考え方や方法があると思いますが、具体的な制度や運用の是非や解釈、今後どうなるのか、などを超えて・・・

存在してしまった歪みや隙間のようなところを天皇陛下の裁量で引き受けてくれているところがあるように、個人的には感じています。


私個人は、日本に生まれ住む一人として、また、神社に親しみや関心を抱く一人として、天皇陛下に敬愛や親しみを感じています。

ビデオメッセージをみての思いめぐることも深く大きく、今すぐにまとめることは難しいのですが、天皇陛下が放たれた意図がどう形を成していくのか・・・ しっかりと観ていきたいと思っています。




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posted by 日本の神さまコミュニケーター at 13:55| Comment(0) | 日本の神さま・神社について

2016年08月12日

祓いとは、本来の自分の輝きを取り戻すこと

こんにちは^^
日本の神さまコミュニケーター・秋野真理子です。


さて、神道の重要な概念である「祓い(はらい)」。

6月末の夏越の大祓(なごしのおおはらえ)や年末の年越の大祓(としこしのおおはらえ)といった重要な祭事も、その元に「祓え」があって成り立っています。

この「祓い」とは、どういったことなのでしょうか?


「罪汚れ(罪穢れ・つみけがれ)を払う」ことだと、ごく簡単に説明されることがあります。

コレは、確かにそうなのですが、誤解されがちな面もあります。

「罪汚れ」という字から、

「法を犯す・盗むなど、特別に悪いことをした」
「故意に騙す・大きな嘘をつくなど、心が特に汚れている」

といった内容を連想し、「私はそんなことしていないわ〜」と捉える方も多いからです。


ですが、神道の「罪汚れ」はもう少し違った意味です。


まず、「罪」は、余分なもので「包まれている」状態のこと。本来の自分の輝きが覆い隠されてしまっている状態を指しています。

次に、「汚れ」は、「"気"(生命エネルギー)が枯れている」状態のこと。

そして、祓うとは、余分なもので「包まれている」状態や「気が枯れている」状態をリセットして本来の自分の輝きが表に現れやすくする、ことを言います。


「本来の自分の輝き」ってなんだろう?!と思う方もいらっしゃるかもしれないですね^^

神道では、人の内側には神さまがい(内側に神性がある)、と考えます。特別な人だけではないですよ、誰でも、みんな、です*^^*

なので、「本来の自分の輝き」=「自分の内側の神さま」です。

私たちは、もともとそれを持っているのですが、一時的に忘れています。

不安や心配をはじめとした余分な思考や雑念で本来の自分の輝きを隠してしまうからです。

そのことによって、気の巡りが滞ったり枯れがちになったりもします。


程度の差はあれ、こうした傾向は私たち誰もが持っているものです。

そして、真に自分らしく生きたいと思うならば、その傾向を手放してニュートラルであることはとても大切な心構えであり、いわゆる悟りや覚醒にいたるまではずっと心掛け続けることでもあります。

不安や心配、雑念を手放せば大切なことが見えてくるといった意味のことをスピリチュアルな法則として耳にしたことがある方も多いことと思います。

まさにその通り!な法則ですが、神道で古くから大切にしてきた「祓い」の精神も、それと通じる内容なのです。

現代の日本に生きる私たちもその精神を受け継いで、各々が本来の自分の輝きを放てるといいな・・・と思います*^^*


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